アライの4輪ヘルメットが欲しいけど、
どれを選べばいいかわからない…
アライの4輪ヘルメット GP-6S は、cLc構造(Complex Laminate Construction)を採用したモデルで、サーキット走行デビューを目指す初心者に選ばれやすいヘルメットです。
この記事では、GP-6Sを実際に購入・サーキットで使用した体験をもとに、スペック・フィット感・使い勝手を詳しくレビューします。
また、GP-5W・GP-6との違いを比較表つきで解説するので、どのモデルを選ぶか迷っている方の参考になるはずです。

GP-6Sの基本スペックと特徴

GP-6S
項目スペック
シェル素材cLc構造
重量約1,500g
安全規格Snell SA2015、FIA 8859-2015
内装難燃内装、部分脱着可
視野(シールド)やや狭め
メガネ着用そのままでは難しい(オーダー加工が必要)
M6ターミナルあり(ハンス取り付け可能)
GP-6Sはスネル規格とFIA8859に対応した安全性の高いモデルです。
シェルにはcLc構造という軽量かつ高剛性を両立したFRPの上位互換的な複合素材です。
重量は約1,500g。4輪ヘルメットの中では扱いやすい重さに仕上がっています。
規格については、4輪レースで使用可能で安全性はバッチリです。
GP-6S内装
内装は、頭頂部のパッドは外せましたが他は基本的には外れません。
洗浄できないのはデメリットですね。
開口部が狭いのと、パッドがギリギリなのでメガネの着用はかなり厳しいです。
僕はヘルメット使用時コンタクトを使用しますが、どうしてもメガネを使用したい場合はオーダー加工ができるようです。
GP-6S
M6ターミナルがあり、ハンスアンカーを取り付けることができます。
安全性にはこだわった方が良いのでこれは嬉しいポイント。
アライ公式カタログはこちら

初心者にGP-6Sがおすすめな理由

GP-6Sが初めてのサーキット走行に向いている理由は、大きく3つあります。

① 軽量で首・肩への負担が少ない

約1,500gという軽さは、長時間の走行でも疲れにくく集中力の維持に直結します。
私も1日サーキットを走りましたが、首や肩の疲労はほとんど感じませんでした。

② フィット感が高く走行中のずれが少ない

頭のフィットを重視した設計で、高速コーナリングでも安定した装着感があります。
慣れるまで脱着に少し手間がかかりますが、装着時は顎紐を両手で引っ張り、おでこからまっすぐ頭を入れるとスムーズです。

③ スポーティなデザイン

シールドがやや小ぶりな分、シャープでかっこいい見た目が特徴です。
「どうせ買うなら見た目にもこだわりたい」という方にはGP-6Sのデザインは大きな魅力になります。

GP-6SとGP-5Wの違いを比較

GP-5WとGP-6Sは一見同じようなヘルメットに見えますが、いくつか異なる点があります。
GP-5Wは主にクローズドカー用、GP-6Sはフォーミュラまで想定された万能モデルの位置付けです。

重量と快適性

GP-5Wと、GP-6Sはどちらも約1,500gです。
どちらも1日走っても首・肩の疲労感は少なめです。

シールドサイズと視野

  • GP-5W:シールドが広く、視界が確保しやすい。周囲確認がしやすい。
  • GP-6S:シールドはやや小さめで視界はGP-5Wより狭い。ただしデザインはシャープでスポーティ。

メガネ対応

  • GP-5W:メガネをかけたまま使用可能(ギリギリ入る程度)との口コミがありました
  • GP-6S:そのままではメガネの装着が難しく、アライへのオーダー加工(スリット加工)が必要
僕は普段メガネをかけていますが、サーキット走行時はコンタクトで対応しています。

価格

GP-5WとGP-6Sは価格が同じなので、ご自身の用途・好みで選んでください。

GP-6SとGP-6の違いを比較

GP-6はGP-6Sの上位モデルです。
主な違いは以下のとおりです。

シェル素材と重量

GP-6のシェルはSuper cLc(スーパー・コンプレックス・ラミネート構造)で、重量は約1400〜1500g。
GP-6Sよりさらに100g前後軽く、高い剛性も持ち合わせています。
数値差は100g前後でも、サーキット走行においては首の負担・振られにくさで差を感じやすいです。
より疲れにくいヘルメットを探している場合は、GP-6の方が良い選択ですね。

内装と安全性

GP-6は内装が取り外し可能で洗浄しやすく、衝撃吸収材の性能も上位。
国際レースレベルの規格にも対応しています。

初心者にGP-6Sで十分な理由

GP-6は性能・安全性ともにトップクラスですが、公式レースに出場するレベルでなければオーバースペックです。
格も高く、最初の1本としては費用対効果が見合いにくいです。
GP-6Sで十分な安全性・快適性を確保できるので、サーキット初心者にはGP-6Sがベターな選択です。

モデル別比較表(GP-5W・GP-6S・GP-6)

項目GP-5WGP-6SGP-6
モデル概要初心者〜中級者向け初心者〜中級者向け上位・プロ仕様
シェル素材ScLccLcSuper cLc
重量約1,500g約1,500g約1,400g
安全規格FIA8859-2015 / スネルFIA8859-2015 / スネルFIA8859-2015 / スネル
内装洗浄部分清掃可部分清掃可取り外し可
視野(シールド)広め狭め狭め
デザインスタンダードスポーティ・シャーププロ仕様・高級感
価格帯中価格中価格高価
こんな人に視界優先で箱車オンリーな方コストと性能・見た目重視な方競技志向・公式レース出場者

実際にGP-6Sを使ってみた感想

サーキットでのフィット感・安定性

実際にサーキット走行で使用した印象として、頭へのフィット感は非常に高く、コーナリング中もずれや振動はほとんど感じませんでした

1日走行後も首・肩の疲労は少なく、集中力を最後まで維持できたのは軽量モデルならではのメリットです。

視界・シールドの使い勝手

視野はGP-5Wと比べるとやや狭めに感じますが、慣れれば実走行で不便を感じる場面はほぼありません
基本的にシールドは開けっぱなしで走行しますが、西陽が眩しい時などはミラーシールドが役に立ちます。
その際にシールドロックまで閉めてしまうと再度開閉したい時にヘルメットがずれてしまうことがありました。
ロック直前くらいで止めておくと、シールドが曇りづらくおすすめです。

装着のコツ

ピッタリサイズのため、初めのうちは脱着に手間取るかもしれません。
装着時は顎紐を両手で引っ張り、おでこからまっすぐ頭を差し込むようにすると入りやすくなります。

使用後のメンテナンス

使用後は消臭スプレーをかけて陰干しをしています。
内装の取り外しが基本的にできないので、使用後は必ず行いましょう。
匂いがキツくなってからでは手遅れです!

おすすめオプション3選

GP-6S購入時にあわせて揃えておきたいオプションを紹介します。

① アライ純正ミラーバイザー

日差しの強いサーキットで視界を確保するのに重宝します。
装着するとヘルメットの見た目もワンランク上がるので、個人的にも一押しのオプションです。

② ハンス用アンカー

現時点でハンスを使っていなくても、将来的な導入を見越してあらかじめ取り付けておくことをおすすめします
後から加工するよりスムーズです。

③ バラクラバ(アルパインスターズ製など)

これは絶対に購入すべきアイテムです。
汗や皮脂が内装に直接付着するのを防ぎ、衛生的に長く使えます。
ただし装着時にズレてしまうと前が見えなくなるので、正しい被り方に慣れるまで練習が必要です(笑)

サイズ選びは実店舗での試着が必須

ヘルメットは頭の形に合ったサイズ選びが最優先です。
通販だけで決めると、微妙なフィット感の違いで長時間走行中に不快になることがあります。
僕はヘルメットペイント東京で試着してサイズを確認しました。
初めてアライヘルメットを購入するなら、なるべく実店舗で試着してから決めることをおすすめします。
ヘルメットペイント公式HPはこちら

まとめ|初心者のサーキットデビューにはGP-6Sがおすすめ

GP-6S
アライの4輪ヘルメット3モデルをまとめると以下のとおりです。
  • GP-5W:視界確保、メガネユーザーに最適
  • GP-6S:軽量・快適・安全性・デザインのバランスが良く、初心者〜中級者におすすめ
  • GP-6:競技志向・公式レース出場者向け。初心者にはオーバースペック
初めてのサーキット走行には GP-6S が最もバランスの取れた選択肢です。
オプション(ミラーバイザー・ハンスアンカー・バラクラバ)を揃えれば、快適かつ安全に走行を楽しめます。
何かあってからでは遅いので、初心者こそしっかりとしたヘルメットを装着して、サーキットデビューを楽しんでください!